ここでは本殿というものの由来とは、いったいどの様なものなのかといった様なことについて、しっかりと説明していきたいと思います。
神社にあるような建物には、それぞれ拝殿といったものと、そして本殿(神殿)といったものがあります。そして、拝殿というものはお寺で言うところの外陣(拝みにいく場所)であり、そして本殿というものは内陣(拝むための対象を祀っている場所)であるというように考えればわかりやすいでしょう。
神社では拝殿というものと、本殿が一体になっていうりょうなものもありますし、また拝殿だけしかなく、そこから遠くの場所にあるようなご神体を、そこから拝んでいく形であるような場合があるのです。
山宮浅間神社といったものがあり、これは富士山本宮浅間大社のなかの本宮であるといったように言われています。そして、長い時が経った今でも本殿といったものを持たないで、そして富士山全体そのものを祀っているというような、非常に古い祭祀形態が今でも残っているのです。
このように、昔というのは神社のなかには社殿といったものはありませんでした。神というものは社殿に存在しているというようなわけではなく、山であったり、もしくは森などに存在しているというように考えられていますし、そしてどこか特定の場所に常在していいるというようなことは、考えられるようなことはありませんでした。
ですが、昔から神というものは少し特殊で独特の形をしているような、特定の岩であったり、もしくは木などに来臨してこられるというように考えられていますから、神に対しての祭祀が行われるようになりました。
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