鳥居というものは、これは日本でその古来からあるような装飾物であるというように思ってしまいそうなのですが、しかし鳥居というものの起源は、実は日本ではないのです。
これは、中国の雲南省であったり、もしくはビルマという国との国境地帯に住んでいるアカ族(もしくはハニ族)という民族の、パトォーピー(意味合いとしては精霊の門)というものがあって、これは村の入口に作られた門なのですが、その門の上に木彫りの鳥などを数多く置かれているというようなことが、その実地を調査したというような研究者などから、たくさんの報告があがっているのです。
そして、日本の神社などによく見られるような、鳥居というものの原型というのは、このアカ族という民族が、長江流域からどんどんと南下していき、まだ長江流域に住んでいた時代の、鳥居だったのではないとも言われています。
そしてこの、鳥居というものは、神社などのような神域と、そして人間たちが住んでいる俗界というものをしっかりと区画していくためのものであって、神域に対しての入口であるということを示している、ひとつの門というような意味合いを持っています。
神仏習合といったものの影響を大きく受け始めてから見られるような、鳥居のなかでも明神系のものというのは曲線的なものが多く、そして装飾が非常に多くなっています。形としても二本目の横柱といったものが、その柱から横に対して飛び出しているかどうかといったことであったりということによって、その見かけが大きく違ったりします。材質も、木であったり、もしくは石や、そしてコンクリートといったように、いろいろあります。
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