伊勢神宮に参拝していくような者は、古来であれば、それよりも前にこの二見浦によって禊を行っていくのが、その慣わしということだったのだそうです。そして、最近ではそれに代わって、これを二見興玉神社によって無垢塩祓い、というものを受けるようになっています。このときに使う幣は、周辺の二見の海によって採ることができる海草によってできているのです。
神宮式年遷宮によって行われる、お木曳行事であったり、お白石持ち行事といったものに参加していく者は、ここによって浜参宮というものを行っていきます。
ここの祭神は、まず猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)といったもの、そして綿津見大神(わたつみのおおかみ)と、さらに宇迦御魂大神(うがのみたまのおおかみ)です。そして、竜宮社といったものは、境内社としてしっかりと祀られているようです。綿津見大神という神社は、海の守護といったころをされているような、非常に尊い神様であって、ここには、龍神を信仰しているような方々が、毎年全国からお参りに訪れるようです。
また、二見蛙といったものもありまっすが、これは古事記であったり、もしくは日本書紀をみていくと、二見輿玉神社が祀っている御祭神である、猿田彦大神といったものは天孫が降臨したときに、その道案内をしていましたから、古代のころより交通安全であったり、もしくは善導の守護神などといったようにして、非常に広く信仰されているのです。
そして、蛙が、猿田彦大神の御使いであるというように信じられていますから、境内にあるような置物は、無事かえるであったり、もしくは貸した物がかえるであったり、または若がえる等といったようなご利益があったような方々が献納したものです。
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