伊勢神宮というものは、日本の総理大臣が必ずといっていいほど、毎年一月四日に参拝するために訪れるという神社です。この内宮というものと、外宮というものを併せて、これを伊勢神宮と呼びます。参拝の順序としては出来る限り、外宮から先に参って、そしてその後に内宮というものをお参りしましょう。
内宮としては、皇大神宮です。これは内宮というように呼ばれます。そして、この読み方なのですが、間違いやすいのですが、ないくうです。ないぐうではありません。道路標識であったり、案内板にもしっかりと、ローマ字表記で、naikuuといったよに書かれています。
皇大神宮の御祭神といったものは、皇室の中での御祖神であって、われわれ日本民族のすべての大御祖(オオミオヤ)のなかの神であるという、あの天照大神(アマテラスオオミカミ)のことを表しています。
この天照大神(アマテラスオオミカミ)というものは、元はというと歴代の天皇から非常に近い場所に祀るということになっていたのですが、第十代の崇神(スジン)天皇であったような時代に、そのときに皇居から大和にある、笠縫邑(カサヌイムラ)というところに、移ってそこに祀られるようになりました。
そして、次の第十一代の天皇である垂仁(スイニン)天皇のその皇女である、倭姫命(ヤマトヒメノミコト)という方が、大御神をその後もずっと永遠に祀るための宮処(ミヤドコロ)を探し、伊賀であったり、近江や、もしくは美濃等といったよな国々を、次々に巡幸していったのです。そして、いまから約二千年ほど前に、現在のように、伊勢に、非常に美しい宮処であるいうことで祀られました。
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